2023.06/08
スポーツには、勝ち負けがあるからこその楽しさがありますよね。
そして、やるからには勝ちたい!と思うのは当然のこと。
フェンシングで勝つぞ!となった時、華麗なステップや鋭い技を磨くことはもちろん必要。ですが、それ以上に大切なのがどうやったら相手に勝てるのか?
頭の中で対策を考えることなんです。
身体能力よりも体の使い方と考え方が重要だとされ、才能より努力がものをいうフェンシングは、別名“筋肉を使ったチェス”とも言われています。
フェンシングは心理戦。身体能力が高いだけで勝てる競技ではない。と言われています。相手がどう突いてきて、どう避けるのか。この駆け引きの結果が勝敗を分けます。
相手の裏をかく。頭を使うことがとても重要なフェンシング。
強くなるには、やみくもに練習するだけではだめで、どうすれば良いのかをしっかり意識します。
そのためには、頭を使ったバランスのよいトレーニングが必要になります。
だからこそ、フェンシングは、それぞれの個性を活かせる競技だと言われていて、実際にも、いろいろなタイプの選手が活躍しています。
もしも、運動が苦手という子でも、駆け引きや分析力に長けていれば勝てるチャンスがある競技だということです。
自分自身と向き合い、強さだけでなく、弱さも知る。勝つためにどうすればいいのかを考えることを通して、精神力までも鍛えられ、人としても大きく成長できるフェンシングをたくさんの方に体験してほしいと思います。