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【菅野コーチインタビューvol.2】普通の生活では味わえない経験ができる

2024.08/28


個人的にフェンシングの魅力といえば、「普通の生活では味わえない経験」に尽きると思います。

金属のマスクを被って、白いユニフォームを身にまとう。
剣の駆け引きを繰り返しながら、相手を突きに行く…

これって、普段の生活ではありえない体験だと思いませんか?

さらに、自分の戦略通りに技がはまった瞬間は、この上ない達成感が味わえます。
このような刺激あふれる非日常的の経験を、ぜひ多くの人に味わって欲しいな、と思います。

また、1つのスポーツであるものの「フルーレ」「エペ」「サーブル」などと、種類があるのも面白い。
僕のイメージでは、熱血漢で猪突猛進の人はサーブル、独特の雰囲気がある少し変わっている人はエペ、それ以外がフルーレ……みたいな。あくまでも個人的に抱いているイメージですが(笑)。

そんな多面性もフェンシングの魅力かな、と思います。

「おめでとう」と「悔しさ」の狭間で

そもそも僕がフェンシングを始めたのは、ひょんなきっかけからでした。

小学校6年生の時に、最後の思い出づくりとして、クラスの子たちと綱引き大会に行きました。
そこがフェンシング会場でもあったため、フェンシングのコーチも見に来ていたのです。そして「フェンシングをやってみない?」と声をかけていただきました。

ちなみにそのコーチには、「時間を守る」などの人としての基本的なルールから、選手としての心構えまで、人生に必要なことを学ばせてもらいました。

最初からフェンシングを好きだったわけではないのですが、「集中して相手と試合をする個人競技」という点が、自分に向いていたようです。そこから中学、高校とフェンシングに励んでいきました。

高校では、海外の試合にも出場するようになり、一気に結果がついてくるようになりました。
1年生で世界選手権の日本代表に選ばれた時に、忘れられない思い出があります。

自分は2回戦で負けてしまったのですが、一緒に出場した友人が「優勝」を果たしたのです。
それをステージの傍らで見つめながら、「おめでとう」を言いたい気持ちと「悔しさ」との狭間で、とても複雑な気持ちだったのを覚えています。

大学時代は、強い競合相手に囲まれてなかなか結果が出せなかったものの、4年時に出場した全日本学生フェンシング選手権大会では団体優勝を果たすことができました。「最後に先に一点とった方が勝ち」という段階までいき、他のメンバーがそれを決めてくれたのです。

ただ、不思議なのことに、優勝した瞬間に「勝った実感」が湧かなかったのです。それまで良い結果を出せずにいたので、にわかに訪れた栄誉に対して素直に喜べなかったのかもしれません。

しかし、今となっては、メンバーのコンディションも良く、目標に向け一致団結したエネルギーが優勝に結びついたのかな…と思っています。




「好きで頑張ってきたなら、続けた方がいい」


私ごとですが、この春に結婚式を挙げました。
僕も奥さんも、普段はシステムエンジニアの仕事をしていて、コロナ禍を経て在宅ワークがメインとなりました。
一緒に居られる時間が長いのは嬉しいですね。

お互いにお酒が好きなので、週末は家でまったりとお酒を飲んでくつろいでいます。特に、香りが楽しめるテキーラや泡盛などが好きですね。美味しいお店を聞きつけては、2人で出かけることもあります。

しかし、SEとコーチ、そして家庭との両立は、なかなか大変な部分が多いのが正直なところです。
そんな中、奥さんは「好きで頑張ってきたものなら、今後も続けていった方がいい」と応援してくれます。僕としても、やはりフェンシングは楽しいので、今後もやれる限り続けていきたいと思っています。

その他の趣味といえば、1人でふらっと釣りにでかけることもあります。横浜や金沢八景の海辺で、コーヒーを自分で淹れて、のんびり飲むのが好きなんです。魚よりもむしろ、そちらの方がメインですかね(笑)。

ここまで僕の話をお読みいただき、ありがとうございました。
もしご興味を持たれた方がいらしたら、ぜひ体験会に来ていただけると嬉しいです。
ユニフォームをきて、相手を突いたり突かれたりするのは、きっと目から鱗の体験だと思いますよ。

いろいろな魅力にあふれたフェンシングを、ぜひ皆さんと一緒に楽しみたいと願っています。

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初心者でもコーチがしっかりフォローしますので
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